Treatment policy
歯並びが悪いと、口内の問題だけにとどまらず、からだの発育や健康、心の部分にまで悪影響を及ぼします。
矯正治療を行うかどうかが、お子様の今後の成長にも大きく関わってきます。
からだ全体への悪影響を防ぐ
咬み合わせが悪いと、食事・発音・運動など、こどもの発育に関する部分に影響があります。
食事や発音などに変なクセがつく前に歯並びを矯正し、健やかな成長への悪影響を未然に防ぎます。
むし歯や歯周病などに強くなる
歯並びが悪いと歯のすき間に歯ブラシが届きずらくなり、食べカスや歯垢が付着しむし歯や歯周病の原因になります。歯並びを改善し、毎日の歯磨きなどのセルフケアをしやすくすることで、むし歯や歯周病になりにくくなります。
輝くスマイル
こどもの一番の魅力は笑顔ではないでしょうか。
歯並びによっては、お口まわりの表情が良く見えないことがあります。
きれいな歯並び、最高の笑顔は、必ず人生のプラスになります。
Treatment policy
乳歯が抜けて永久歯が生え揃ってくると、歯並びに問題が出てくることがあります。
そのような場合には、矯正治療を検討してみてはいかがでしょうか。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上の歯が前に出てしまっている状態
下顎前突(かがくぜんとつ)
下の歯が前に出てしまっている状態
空隙歯列(くうげきしれつ)
歯と歯の間にすき間が
空いてしまっている状態
叢生(そうせい)
上下、前後に歯が不ぞろいの状態
過蓋咬合(かがいこうごう)
咬み合わせが深く、
上下に入り込んでしまっている状態
開咬(かいこう)
上下の前歯が閉じず、
すき間ができてしまう状態
When to start treatment
歯の矯正治療に年齢制限はなく、大人でも治療を受けることができます。
ただ、小さい頃からお口や歯の状態を診させていただくことで、成長曲線に
沿った幅広い治療計画をたてることができます。
これは非常に重要で、矯正装置を取り付ける前の準備段階から、綿密に計画
をたてることで、より理想定な歯並びに近づけることができます。
一般的に、前歯が生え変わっていない時期です。
この時期の相談は、上の前歯が生える小学生くらいまで定期観察になる事が多いです。
早く始めすぎても、終わりまでが長くなるだけになってしまう場合があります。
しかし、この時期に一度歯並びの将来について考えておくことは重要です。
前歯と6歳臼歯が生え揃い、歯並びが概ね決まってくる時期です。
前歯と奥歯のかみ合わせを整えて、1~2年治療を行い、一度定期観察になります。
この時期からの矯正治療は、2段階に分けることがあります。
犬歯~小臼歯から永久歯への生え変わりが始まる次期です。
この時期から本格的な矯正治療の準備を行います。
中学生から始める場合より、トータルの管理期間が長くなるため、学校や習い事などのスケジュールを考慮した治療計画をたてます。
永久歯の歯並びが、ほぼ決まってくる時期です。
出っ歯などで前後の歯の位置に問題がある場合は、抜歯を併用した矯正治療を行う場合があります。
成長期のため歯の動きが早く、大人よりも治療期間は短くなります。
本格矯正はこの時期に行うことが一番良いタイミングといえるでしょう。